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金城運輸では、平成１８年より全車両にドライブレコーダーを装着し、事故時の証拠の確保のみならず、取得した運転動画を分析し、各ドライバーごとに運転のくせを把握、改善指導することにより事故防止に役立ててまいりました。

しかしながら、昨今ドラレコの飛躍的な性能向上により、膨大な容量となった動画の中から、リスク運転部分のみを抽出する作業は時間がかかりすぎるようになってしまい、事前の事故防止指導への利用に支障をきたす状況になっておりました。

今回導入したドラレコは、搭載するＡＩが記憶している膨大なリスク運転の学習データと、車両の状況を照合し、リスク運転のみを動画として記録するもので、責任者はリスク運転のみを確認することができ、安全運転指導が手間なくピンポイントで動画を用いて可能となりました。

またこのドラレコの優れている点は、ドライバーもログインして自分のリスク運転動画を確認することができるため、自発的な改善行動を促すことができることです。
ログインの状況や動画の閲覧の状況も管理者側で確認することもできるため、自発的に行動しないドライバへの呼びかけも容易に行うことができます。

導入して約１か月が経過しましたが、運行開始前にログインし内容を確認する行動はほぼ確実に社内に浸透し、リスク運転動画の記録も目に見えて減少する結果となっています。

金城運輸では「人と地球の未来ものせて」をスローガンにかかわるすべてに事象に対し、優しさを持った行動でこたえていきたいと思っています。

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